2025.9.7（Sun）

夜の音は、秋の香りを運ぶ

先週の日曜日は、容赦のない太陽光線と強烈な熱波に晒されながら

葉山を歩いていた。

日焼け対策にと着ていた黒い開襟の長袖シャツの袖が

僕の肌にくっついたり離れたりを繰り返していた。

あれから一週間が経ち。

日中の暑さは幾分和らぎ、

町を歩けば、夜の音が秋の気配を運んでいます。

海岸沿いでFMに耳を沈めて、夜の暗い海を眺めていると

きっとどこかで有能なサーファーが泣いていて、

夕暮れが僕に、何かをそっと囁いてくれるような気がします。

Written on: September 7, 2025 (Sunday)  

Camera: Olympus PEN FT

Photographer: Toshimitsu Asaoka